愛川町議会 > 2022-03-25 >
03月25日-06号

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  1. 愛川町議会 2022-03-25
    03月25日-06号


    取得元: 愛川町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-19
    令和 4年  3月 定例会(第1回)       令和4年第1回愛川町議会定例会会議録 第6号令和4年3月25日-----------------------------------本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 町長提出議案第3号      愛川町自治基本条例の一部を改正する条例の制定について 日程第3 町長提出議案第4号      愛川町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第4 町長提出議案第5号      愛川町非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 町長提出議案第6号      愛川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 日程第6 町長提出議案第7号      愛川町土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第7 町長提出議案第8号      愛川町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について 日程第8 町長提出議案第9号      愛川町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について 日程第9 町長提出議案第17号      令和4年度愛川町一般会計予算 日程第10 町長提出議案第18号      令和4年度愛川町国民健康保険特別会計予算 日程第11 町長提出議案第19号      令和4年度愛川町後期高齢者医療特別会計予算 日程第12 町長提出議案第20号      令和4年度愛川町介護保険特別会計予算 日程第13 町長提出議案第21号      令和4年度愛川町公共下水道事業会計予算 日程第14 町長提出議案第22号      令和4年度愛川町水道事業会計予算 日程第15 町長提出議案第28号      令和3年度愛川町一般会計補正予算(第12号) 日程第16 議員提出議案第1号      国際社会の平和と安全及びロシア軍の即時撤退と平和的解決を求める決議 日程第17 議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査について 日程第18 広報広聴常任委員会の閉会中の所管事務調査について-----------------------------------出席議員(16名)      1番   岸上敦子      2番   茅 孝之      3番   玉利 優      4番   鈴木信一      5番   佐藤りえ      6番   阿部隆之      7番   木下眞樹子      8番   佐藤 茂      9番   熊坂崇徳      10番   小林敬子      11番   井出一己      12番   馬場 司      13番   山中正樹      14番   小島総一郎      15番   渡辺 基      16番   井上博明-----------------------------------欠席議員(なし)-----------------------------------説明のため出席した者 町長          小野澤 豊 副町長         沼田 力 総務部長        澤村建治 総務課長兼選管事務局長 諏訪部紀保 企画政策課長      小川浩幸 財政課長        豊島義則 危機管理室長      奈良幸広 民生部長        中村美雪 環境経済部長      和田 康 建設部長        今井正夫 教育委員会 教育長         佐藤照明 教育次長        亀井敏男 教育総務課長      宮地大公 消防長         岩本 誠 水道事業所長      越智卓也-----------------------------------事務局職員出席者 事務局長        中山卓也 主幹          渡辺友巳 書記          山口 卓-----------------------------------     午前9時09分 開会 ○議長(渡辺基君) おはようございます。 開会に先立ちまして、私から会議の運営について報告をいたします。 本日、新たに、町長提出議案1件及び議員提出議案1件についてが提出されました。 この取り扱いについて、議会運営委員会で調査したところ、本日の会議の中で、審議することの決定をいただきましたので、ご了承願います。 したがいまして、議事日程についても、お手元に配付のとおり、調整をしましたので、この点もご了承願います。 ただいまの出席議員は16人です。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はお手元に配付のとおりですから、ご承知願います。 ここで、総務部長より発言の訂正について申出がありましたので、これを許可します。 総務部長。 ◎総務部長(澤村建治君) 会議の冒頭に大変恐縮でございますけれども、3月10日、公明党、井出議員の会派代表質問におきまして、キャッシュレス納税の取扱い件数及び金額の答弁に誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと存じます。 初めに、令和2年度の軽自動車税につきましては、他の税目分と重複して集計をしてしまっておりましたため、53件、82万3,873円を10件、2万1,473円に訂正をさせていただきます。したがいまして、合計の198件、433万9,573円につきましては、155件、353万7,173円となります。 次に、令和3年度の町県民税、固定資産税、軽自動車税の3税目につきましては、上半期集計分をそれぞれ二重に集計をしてしまっておりましたため、町県民税の1,064件、3,757万5,620円を655件、2,263万3,060円に、固定資産税の1,783件、6,658万8,400円を1,016件、3,588万1,400円に、軽自動車税の1,698件、1,171万3,700円を863件、593万4,200円に訂正をさせていただきます。したがいまして、合計の4,545件、1億1,587万7,720円につきましては、2,534件、6,444万8,660円となります。大変に申し訳ございませんでした。 以上でございます。 ○議長(渡辺基君) それでは、ただいまの発言のとおりご了承願います。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名についてを議題とします。 会議規則の規定により、会議録署名議員を指名します。       4番 鈴木信一議員       5番 佐藤りえ議員 以上の両議員にお願いします。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) この際、日程第2から日程第14までを一括議題とします。 ただいま一括議題としました各議案は、それぞれ所管の常任委員会へ審査を依頼したものです。 これより、各委員会からの審査報告を求めます。 総務建設常任委員会委員長、鈴木信一議員、報告を願います。 ◆4番(鈴木信一君) それでは、総務建設常任委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定いたしましたので、愛川町議会会議規則第72条の規定により報告いたします。 初めに、1、審査の経過についてであります。 (1)のア、委員会の開会の日時でありますが、令和4年3月11日、16日及び18日の3日間、いずれも午前9時から。以下、場所、出席委員等及び2ページの(2)審査の内容については省略させていただきますので、後ほどお目通しいただきたいと思います。 次に、3ページ及び4ページをご覧ください。 2、審査の結果であります。 総務建設常任委員会に付託されました記載の全議案について、「原案のとおり可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、各議案に対する主な質疑要旨であります。時間の関係もありますので、質疑・答弁の一部抜粋または要約により報告させていただきます。 5ページをご覧ください。 初めに、条例議案であります。 町長提出議案第5号「愛川町非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。 「学校運営協議会委員の人数や配置、活動内容など詳細について」という質疑に対しまして、「各小・中学校に学校運営協議会を設置し、人数は各校9名以内です。また、委員の活動内容は、年3回、各校で開催される学校運営協議会へ参加します。会議では、学校が作成する学校運営の基本方針を承認することや、学校運営への必要な支援について協議することなどを通して、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていきます。」という答弁でありました。 続きまして、町長提出議案第7号「愛川町土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。 「規制の追加及び拡大部分の詳細について」という質疑に対しまして、答弁、上から4行目、「土砂等の量に係る規制の追加ですが、現在は、区域面積が500平方メートル未満の場合は、施工前と施工後との地盤高の差が1メートル以上となる場合のみ規制の対象となっていましたが、新たに土砂の搬入・排出する土量の合計が500立方メートル以上となる行為を対象に加え、土の入替えについても、条例による審査、指導監督を行えるよう追加するものです。 また、対象とする事業の拡大でありますが、現在、農地に係る造成については、おおむね1,000平方メートル以内の農地に係る盛土、切土は、町農業委員会が農地造成要領に基づき指導監督を行ってきましたが、昨今の異常気象における周辺への影響等を勘案し、農地法第2条第1項の農地に係る造成、いわゆる農地造成について、適用除外規定を改正し、本条例の対象に加えることにより、町農業委員会とともに審査、指導監督を行い、規制強化を図るものです。」という答弁でありました。 次に、町長提出議案第8号「愛川町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。 「出動報酬の創設に至った経緯と財源について」という質疑に対しまして、答弁の上から3段落目、中ほどになります。「『消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律』において、『国及び地方公共団体は、消防団員の処遇改善を図るため、出動、訓練その他の活動の実態に応じた適切な報酬の支給がされるよう、必要な措置を講ずるものとする』、このことを踏まえて積極的な取組を行うこととしました。 概要は、費用弁償として支給していた出動手当を見直し、出動に応じた報酬制度を創設し、出動時間に応じた報酬体系とするものです。 財源について、予算は、令和4年度当初予算から必要な額を計上することとなっていますので、一般財源とするものですが、国では、出動報酬創設に伴う地方財源措置については、令和4年度から基準等を踏まえて見直しを行う方向で検討することが示されています。」という答弁でありました。 次に、7ページをご覧ください。 町長提出議案第17号「令和4年度愛川町一般会計予算」についてであります。 初めに、3月16日水曜日に審査を行いました旧総務所管事項についての主な質疑要旨でありますが、7ページから12ページまでとなります。 7ページ、丸の2つ目をご覧ください。「ホームページ管理経費、新システムへのリニューアル経費の詳細について」という質疑に対しまして、答弁、上から4行目になります。「リニューアル経費の主な内容は、ホームページの設計やデザインなどのシステム構築にかかる費用400万円、データ移行にかかる費用160万円、LINEとの連携に係る費用110万円など、全体で753万4,000円を計上したものです。」という答弁でありました。 続いて、13ページをご覧ください。 3月18日金曜日に審査をいたしました旧経済建設所管事項についての主な質疑要旨でありますが、13ページから18ページまでとなっています。 13ページの上段をご覧ください。「美化啓発活動費、環境美化協力金募金箱設置委託料の詳細について」という質疑に対しまして、「河川利用者の環境美化意識のさらなる向上を図るため、『田代・天王河原』の車両進入口付近に新たに募金箱と啓発看板を設置するもので、設置に要する募金箱のデザインから設置工事までの委託料です。」という答弁でありました。 次に、19ページをご覧ください。 町長提出議案第21号「令和4年度愛川町公共下水道事業会計予算」についての質疑要旨であります。 「第4条関係事業管路改良費、小沢排水区幹線水路改築工事の詳細について」という質疑に対して、答弁の下から4行目になります。「令和4年度の改修工事の詳細については、幹線水路の最下流である六ツ倉橋先の相模川吐け口から上流側に延長25メートル区間に既存の三面張り開水路を、現況の幅1.2メートル、高さ1.2メートルから幅2.5メートル、高さ1.6メートルの開水路に改築するものです。」という答弁でありました。 最後に、町長提出議案第22号「令和4年度愛川町水道事業会計予算」についての質疑要旨であります。 「建設改良整備事業、戸倉浄水場浸水対策工事の詳細について」という質疑に対して、「戸倉浄水場内の第2浄水池について、令和3年度予算で1階部分の地上高を、洪水ハザードマップ浸水想定水位3メートル以上の3.3メートルとし、2階部分を設ける建築工事を実施しています。令和4年度予算は、完成した2階部分に、高圧電力の事変電設備及び次亜塩素酸ナトリウムによる消毒を行う滅菌設備を設置する工事を行います。 なお、受変電設備は、設備の老朽化が見られるため新設し、滅菌設備は、既存のものを移設するものです。」という答弁でありました。 なお、その他の主な質疑要旨については、後ほどお目通しいただきたいと思います。 また、議案第3号及び議案第4号並びに議案第9号に対する質疑はありませんでした。 以上で、総務建設常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(渡辺基君) 教育民生常任委員会委員長、阿部隆之議員、報告を願います。 ◆6番(阿部隆之君) 教育民生常任委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託の事件は、審査の結果、次のとおり決定しましたので、愛川市議会会議規則第72条の規定により報告いたします。 初めに、1、審査の経過についてであります。 (1)のア、委員会の開会の日時は、令和4年3月11日、17日及び22日のいずれも午前9時から。以下、場所、出席委員等及び2ページの(2)審査の内容については省略させていただきますので、後ほどお目通しいただきたいと思います。 3ページをご覧ください。 2、審査の結果であります。 教育民生常任委員会に分割付託されました記載の全議案について、「原案のとおり可決すべきもの」と決定いたしました。 続きまして、各議案に対する主な質疑要旨であります。時間の関係もありますので、一部の質疑・答弁の抜粋または要約により報告させていただきます。 4ページをご覧ください。 最初に、条例議案であります。 まず、町長提出議案第6号「愛川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」であります。 「一部改正に至った背景について」という質疑に対して、「子供に係る均等割保険税の軽減措置に関しては、かねてより地方団体などから提案があったため、平成27年5月の国保制度改正関連法の審議に係る参議院附帯決議において、『引き続き協議する』とされました。 こうした中、国保制度改革が行われた以降においても、町村会をはじめとした地方団体などから繰り返し要望を続けた結果、このたび、国民健康保険法及び地方税法などの一部が改正され、子育て世帯の経済的な負担を軽減する観点から、世帯に属する未就学児の均等割保険税について、5割の軽減措置が講じられることになったものです。」という答弁でありました。 次に、町長提出議案第17号「令和4年度愛川町一般会計予算」についてであります。 初めに、3月22日火曜日に審査を行いました民生部所管事項について、主な質疑要旨でありますが、4ページ下段から10ページまでとなっています。 7ページの上段をご覧ください。 「三歳髪置き祝金支給事業費、事業を開始することになった経緯について」という質疑に対して、「本事業は、子供の健康と前途を願うとともに、子育て世帯への経済的負担の軽減を図ることを目的として、成長の節目となる満3歳のお子さんを持つ養育者に、一律3万円の祝金を支給するものです。 本町ではこれまでも、出産祝い金支給や育児用品購入費助成事業など、子育て世帯への経済的支援を行っていますが、3歳という年齢は、幼稚園や保育園の入園準備など、養育者の経済的負担が増えることが推測されることから、出産、子育ての期間中の切れ目ない支援をさらに充実できるものと判断し、予算計上したものです。」という答弁でした。 続いて、11ページをご覧ください。 次に、3月17日木曜日に審査を行いました教育委員会所管事項についての主な質疑要旨でありますが、11ページから16ページまでとなっています。 15ページ上段をご覧ください。 「図書館運営事業費、電子図書館事業費の詳細について」という質疑に対して、「電子図書館は、利用者が図書館の開館日や開館時間、天候、距離などを気にせず、いつでもどこにいても、インターネットを通じて電子書籍の検索、貸出し、返却が行えるものであり、図書館に行きたくても行けない人に対しても書籍を提供することが可能となるものです。 また、電子図書は、音声読み上げ機能や文字サイズの拡大機能が利用できるため、読書困難者や高齢者の方々も気軽に読書に親しめるものです。 こうしたことから、利用者の利便性の向上のほか、これまで来館が難しかった障がい者や高齢者等に加え、GIGAスクール構想によるタブレット端末の活用などにより、読書普及が図られるものと考えています。 事業費の詳細については、初年度に必要となる導入費が77万円、月額の利用料が5万5,000円、導入は10月からを予定しており、6か月分の利用料33万円、電子書籍400冊分の購入費176万円、合計286万円を計上したものです。」という答弁でした。 なお、その他の主な質疑要旨については、後ほどお目通しいただきたいと思います。 次に、17ページをご覧ください。 町長提出議案第18号「令和4年度愛川町国民健康保険特別会計予算」についての質疑要旨であります。 「疾病予防事業費、国保ヘルスアップ事業関連経費の詳細について」という質疑に対し、「本事業は、特定健康診査の結果や医療レセプトから抽出された、既に腎機能の低下が認められる糖尿病の罹患者を対象に、人工透析に移行する時期を少しでも遅らせるため、厚木医師会と連携した中で、専門的な保健指導を行う糖尿病性腎症重症化予防事業のほか、神奈川県が国保連合会に委託して作成した糖尿病治療歴のある治療中断者リストを活用し、通知や電話による受診勧奨により適切な治療に結びつけるかながわ糖尿病未病改善モデル事業です。 経費の詳細については、民間委託によるレセプト分析及び保健指導に係る委託料のほか、かかりつけ医からの情報提供料や指導用のパンフレット代など、事業費の合計638万9,000円です。」という答弁でありました。 次に、町長提出議案第20号「令和4年度愛川町介護保険特別会計予算」についての質疑要旨であります。 「地域介護予防事業費、愛川・ささえあいポイント実施経費の詳細について」という質疑に対し、「本事業は、高齢者の社会参加の促進及び介護予防並びに地域に貢献できる取組を推進することを目的として、高齢者のボランティア活動に対しポイントを付与し、当該ポイントに応じた報償金を交付する事業です。 実施経費の詳細については、ボランティア活動者のポイント手帳作成に伴う材料等の消耗品費5,000円と、ポイント換金による報償金20万円の合計20万5,000円を予算計上したものです。 なお、報償金20万円の内訳は、換金の上限が年1回5,000円となり、既に本事業に登録の20人と令和4年度に新規登録20人、合計40人が換金されることを見込み算出したものです。」という答弁でありました。 以上が主な内容となります。 なお、議案第19号に対する質疑はありませんでした。 以上で、教育民生常任委員会の審査報告を終わります。 議長申し訳ございません。暫時休憩お願いします。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 暫時休憩します。     午前9時32分 休憩-----------------------------------     午前9時32分 再開 ○議長(渡辺基君) 休憩前に引き続き会議を行います。----------------------------------- ◆6番(阿部隆之君) 大変失礼いたしました。 申し訳ございません、もう一度暫時休憩。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 暫時休憩します。     午前9時32分 休憩-----------------------------------     午前9時34分 再開 ○議長(渡辺基君) 休憩前に引き続き会議を行います。----------------------------------- ◆6番(阿部隆之君) 大変失礼いたしました。 以上で、教育民生常任委員会の審査報告を終わります。 ○議長(渡辺基君) 以上で、各委員長の報告は終了いたしました。 ただいまの委員長報告にご質疑のある方はご発言願います。     (発言する者なし) ○議長(渡辺基君) 質疑ありませんので、質疑を終結します。 これより討論に入ります。 町長提出議案第3号から第9号、及び町長提出議案第17号から第22号までを一括でお願いします。 初めに、反対意見の発言を許します。     (発言する者なし) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。 5番佐藤りえ議員。 ◆5番(佐藤りえ君) 私は、本会議に出されました全議案に対し、意見、要望を入れながら、公明党を代表いたしまして、賛成の立場で討論いたします。 東日本大震災の発生から、今年は11年となりました。被災地では、復興を進める一方で、災害を風化させないための震災遺構の整備が進められています。私たち公明党はこれからも、災害から命を守る国土の形成、地域防災の強化に力を注ぎ、3.11の経験と教訓を次世代に継承し、取り組んでまいります。 新型コロナウイルスの第6波は、感染者数は減少傾向になり、2か月半ぶりの全面解除となりました。しかし、昨年夏の第5波と違い、感染者数がまだ十分に減ってはいない状況なので、新しい生活様式を守りつつ、「正しく恐れる」感染症対策を忘れずに過ごしていくことが重要です。 町長は、施政方針の中で、総合計画内の実施計画を基調とし、持続可能な行財政運営を念頭に、事務事業の見直しや経常経費の削減を行った上で、事業の緊急性や優先度などを総合的に精査し、国の補正予算と共に連動しながら、感染症対策を第一に、子育て・教育に配慮した未来投資型予算として、各分野に切れ目のない予算配分に努めたところと述べられております。 令和4年度は、第5次総合計画後期基本計画の最終年であります。第2期愛川町まち・ひと・しごと創生総合戦略の着実な推進とともに、成果目標の達成度や効果を見ながら、次期、第6次総合計画の策定への展開が求められます。 予算の実施期間途中の6月で、町長の2期目の任期が満了となりますが、後期基本計画の仕上げにふさわしい取組をしていきたいとも述べられております。町民が期待する、魅力あるまちづくりの実現に期待いたします。 一般会計予算規模については、昨年と比較してみますと、2.4ポイントのプラス予算となりました。歳入では、自主財源は、新型コロナウイルス感染症の影響で、経済情勢が厳しい状況が続く中で、町税が前年度より6.3%増となりました。個人町民税は、雇用情勢の緩やかな持ち直しにより、前年度と同水準の見込みとなり、法人町民税では、町内の製造業ほか一部の大企業の増益を見込み、41.2%増となったところです。 しかし、原油価格の高騰や円安等により、日本経済に大きな影響がある中で、ロシアのウクライナ侵攻により、ロシアへの経済制裁がさらに世界経済に影響を与えています。原油価格の高騰による影響は、既に本町の事業者に及んでいるともお聞きしております。厳しい見通しの中、企業の収益が危ぶまれているところですが、一層の財源確保に取り組んでいただくようお願いいたします。 歳出では、義務的経費が令和3年度より1.9%増になりました。内訳を見ますと、扶助費、公債費が増となったところです。 扶助費については、給付水準の引上げや助成対象などの見直し事業はなく、反対に、準要保護世帯への小・中学校の就学援助費、特別支援学級に在籍する児童・生徒がいる世帯の就学奨励事業費について、オンライン学習通信費の助成など、拡充の見直しをすることを認めるものです。 公債費については、令和3年度に終了する事業債の償還を見越した上で、新年度の元金償還の増額を2,097万円余りにとどめられたと理解をさせていただきます。 人件費は、令和3年度より減額になりましたが、会計年度以外の一般職の職員の自己都合などによる退職が見受けられます。職員の健康増進とともに、自己啓発、その他の研修などで、安心感と信頼感を持たれる人材育成にさらに取り組んでいただくよう要望するものです。 子育てに関わる社会状況は大きく変化する中、未来を担う子供たちの健やかな成長を促進するため、本町では、時代に求められる子育て支援や教育に関わる環境整備を進めています。 政府は2月25日、子供政策の司令塔となるこども家庭庁設置法案を決定し、2024年4月発足を目指しています。19年に幼児教育・保育の無償化が始まり、翌年、公明党が行った実態調査から、今後取り組んでほしい政策は「保育の質の向上」が過半数に上りました。引き続き、教育、保育の役割や機能が適切に発揮され、保育者一人一人が子供の意思や人格を尊重し、子供の立場に立った教育・保育の提供に努め、教育・保育の質を担保する人材の確保や育成をお願いするものです。 町長は、目指す未来の子供たちの姿について、学力向上、心の教育、町を愛し、住み続けたいと思う心の醸成と、より魅力的な人間へと成長を願い、取り組んでいくと述べられました。予算配分での教育費の構成比は、昨年と同様の10.5%で、増減率と金額は3.8%の5,000万円余りから2.2%の3,000万円余りとなっており、未来投資型としては少なく感じられることが気になるところでもありますが、子供たちの幸福と夢を守るよう期待いたします。 それでは、主要な事業に入ります。 要保護・準要保護児童就学援助事業では、コロナ禍の中、国のGIGAスクール構想に基づき整備した1人1台の情報端末機を自宅学習の推進にも努める中、経済的な理由でICT環境を整備できないご家庭に対し、保護者の経済的負担を軽減するため、新たな支給費目としてオンライン学習通信費を追加し助成することから、全ての子供たちの学びの保障ができるようになったこと、評価するものです。 電子図書館導入事業では、インターネットを通して、時間、距離などを気にすることなく、いつでも、どこでも読書が楽しめることから、これまで来館が難しかった障がい者や高齢者、子育て世代など、より多くの方の読書活動の推進・普及ができること、大いに期待いたします。 多言語映像通訳タブレットサービスは、外国籍住民の方と通訳者が、タブレットを介し対面で会話することができ、町職員を含めた3者間での意思疎通を円滑、正確に行える映像通訳サービスであることから、今後の外国籍住民の方へのサービス向上に期待いたします。 次に、愛川町一周駅伝競走大会では、記録計測器の導入に当たり、記録計測業務が円滑に処理できることに期待するとともに、立科町との友好都市提携35周年を記念し、立科町の子供たちを招いてのミニ駅伝、スポーツ少年団との交流事業が計画されています。町民みなスポーツの町宣言にもあるように、スポーツを通して互いに交流し、友情の輪が広がるよう、盛大に実施されることを望みます。 さらに、GIGAスクールの推進や、町内3公民館へのWi-Fiアクセスポイントの増設などのほか、かえで教室の新設、夜間中学校への入学など、学びを推進するための各種取組を積極的に進められていることを評価いたします。 新規の子育て応援事業としては、成長の節目である3歳になるお子さんに、子供の健康や前途を願い、三歳髪置き祝金の給付、また、満1歳までのお子さんを持つ養育者の育児ストレス、子育ての不安や孤立を防ぐことを目的として、妊婦や乳児のいる家庭に対し、ベビーシッター等を利用した場合の費用の一部助成、中津幼稚園での一時的な保育ニーズに対応する一時預かり事業の実施など、子育て世代への経済的負担の軽減に努められることを評価いたします。 開設20周年を迎える子育て支援センター内に子ども家庭総合支援拠点が設置されます。切れ目のない総合相談体制の構築をお願いするものです。 次に、学校施設整備事業の良好な施設環境の整備についてであります。 令和3年4月、バリアフリー法が改正され、バリアフリー基準への適合義務の対象として、公立の小・中学校が追加されました。今後、新築で整備するのみならず、既存の学校施設についても、基準適合の努力義務が課せられました。障がいのある児童・生徒を含めて、誰もが支障なく安心して学校生活を送ることができるようにする必要があり、災害時の避難場所として、障がいをお持ちの方や高齢の方々の利用も想定されることから、学校のバリアフリー化を一層進めていくこと。さらに、将来入学する児童・生徒が、障がい等の有無にかかわらず、支障なく学校生活を送ることができることも重要です。 国においての令和7年度末までの整備目標を踏まえつつ、速やかに具体的な整備計画を策定し、集中的にバリアフリーの取組を加速する必要があると考えますので、今後さらに、誰もが安全・安心して学び育つことができる学校づくりに取り組んでいただきたいと思います。 高齢者福祉では、住民ボランティアによる高齢者の日常生活のちょっとした困り事について、助け合い、支え合いを行うあいちゃんサービスセンターの運営に必要な経費の一部を補助する高齢者日常生活支援事業補助金や、町や法人が把握する独り暮らしの高齢者に対し、試行的に実施される高齢者買い物支援事業。デイサービス事業などの送迎車両の空き時間を活用し、おおむね月1回のペースで曜日や時間を定め、実施されます。 また、ねんりんピックかながわ2022将棋交流大会が本年秋に開催されます。将棋種目の開催地として町民の意識向上を図り、全国から集う参加者と共に、健康づくり、生きがいづくりの推進も含め、大会の周知徹底やまちの魅力を全国に発信されますことを希望いたします。 また、先進事例などを参考に研究を進めてきた農福連携モデル事業。ありんこ高峰作業所の施設改修により、来年度から付加価値のある乾燥野菜などを活用した商品を開発、製造、販売を推進することになりました。この取組は、作業所の受注量の増強と利用者の工賃アップ、そして担い手不足の農家への支援につながることなどを目標としています。農業分野と福祉分野の問題を解決するとともに、SDGsの理念にもかなうこの取組は、今後大いに期待するものです。 次に、特別会計です。初めに、国民健康保険特別会計です。 国民健康保険法及び地方税法などの一部が改正され、子育て世帯の経済的な負担を軽減する観点から、世帯に属する未就学児の均等割保険税について、5割の軽減措置が4月から施行されます。国保データベースシステムの活用により抽出した対象者に対し、健康相談や治療薬が必要な方への受診勧奨、保健師、栄養士による個別指導などを実施する国保ヘルスアップ事業が展開されることから、制度に大きな影響を及ぼす医療削減につながるよう期待いたします。 介護保険特別会計です。第9期の高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定に向け、高齢者のニーズを的確に把握するため、基礎調査やアンケート調査を実施していきます。また、所得の低い認知症高齢者を対象に、認知症高齢者グループホーム家賃等助成事業が実施されますことを評価いたしますとともに、住まいの確保及び経済的負担の軽減を図り、認知症の方に優しい、住みよい環境で暮らし続けることができるよう希望いたします。 次に、企業会計です。 公共下水道事業会計では、既存の雨水計画による、断面積等が不足している水路の改築工事が予定されています。令和4年度から工事に着手する小沢排水区幹線水路改築工事は、集中豪雨等の大雨で、工場建物等への浸水が懸念されることから、行われます。雨水整備は、汚水整備に比べ、施設構造物等の規模が大きくなるため、多くの費用を必要とすることから、継続的な財源確保に努めていただくとともに、計画的に整備を行い、早い時期に事業が完了できるよう努めていただきたいと思います。 水道事業会計では、中津区3か所の配水管整備改良工事等が行われます。選定理由は、配水管の幹線に当たる箇所を中心に、40年経過したものから選定しています。令和4年度の配水管布設替えは、鉄製のバルブ設置箇所を優先に行われますが、全体の18%にすぎません。戸倉浄水場の浸水工事など、待ったなしの工事もある中で、今後とも財源確保に努めていただき、配水管改良工事のさらなるペースアップができるよう要望するものです。 以上、幾つかの事業を基に意見や要望を述べさせていただきました。令和4年度は、コロナ禍の中、3回目の春を迎えました。冬は必ず春となります。町民の皆様が安全・安心の生活を送り、元気で希望を失わず、前向きに歩んでいかれるよう、町政運営を希望いたします。 最後に、予算編成に取り組まれた職員皆様のご労苦に感謝申し上げ、会派公明党を代表いたしまして賛成討論といたします。 ○議長(渡辺基君) 次に、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり)
    ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。 16番井上議員。 ◆16番(井上博明君) おはようございます。 それでは、日本共産党愛川町議員団を代表いたしまして、本定例議会に提出されました諸議案に対して賛成の立場から討論をいたします。 まず、議案第6号、愛川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。これは、子供に関わる均等割保険税の減免についてであります。 私ども日本共産党議員はかねてから、議会一般質問、また予算要望を通して、町長に、関係団体を通して国に働きかけるよう要請をしてきたところでございます。このたび、町村会をはじめ地方団体などが繰り返し国に要望した結果、ひとまずは、国の制度として、未就学児に限って5割軽減となったことは評価をいたします。今後とも、さらに対象や減免幅が拡充されることを引き続き、関係機関を通して働きかけをお願いしたいと思います。 議案第17号、令和4年度愛川町一般会計予算であります。 当初予算は、一般会計が2.4%の増、いずれも、全体予算1.7で、過去最大の予算ということでありますが、2年連続で地方交付税の交付団体となっております。 歳入で見ますと、町内の大手企業などは順調に回復傾向にあるという中で、法人町民税が大幅に増になったということであります。町長は、施政方針また記者会見等で、子育て・教育に力を入れた未来投資型の予算と位置づけていますということでしたけれども、大変控え目なフレーズかなと思いました。 この予算全体を見ますと、教育・子育てのみならず、防災対策、環境対策含めて、あと消防もそうですけれども、私は、子育て・教育に力を入れた未来投資型予算にプラス、町民の命と暮らしを応援する予算だと。私はそのように受け止めています。大いに評価をしたい予算だというふうに思っております。 歳入については、今後とも自主財源、また依存財源の確保には意を注いでほしいと思いますし、一方、財政調整基金とか公共施設の基金なども順調に積み上げてきたわけですけれども、ある程度、安定期に入ってきているのかなと。今後は、より使用目的を明確にした基金の積立て、また取崩しを進めていただきたいと思っております。 町長の施政方針に沿って若干触れていきたいと思いますけれども、1点目は、自然と調和した快適なまちづくりの項であります。 基盤整備、道路の維持管理については、適宜やっていただいていると。また新規事業では、桜台の柏木電気から車検場に向かってのフラワーロードの整備ということで、町外から来られる方をお花畑で、フラワーロードでもてなしをするということで、大変いい事業だろうと思います。この維持管理については、草が見栄えが絶えずいいようにしていただきたいと。また、かねてからイチョウの管理についても指摘をしてきたところでありますが、春日台団地に植栽されているトウカエデ、町道沿いに植栽されるトウカエデでは253本ありますけれども、経年、もう古くなっていますので、空洞化も目につくところであります。適正な管理に努めて、交通事故などが起きないようにしていただきたいと思います。 空き家対策であります。年々、空き家も全町的に増えている傾向があります。平成27年に空き家バンクを創設して以来、各種補助制度などを行って空き家の解消に努めてこられたことは大いに評価をいたします。今後、セミナーの開催なども行って、空き家の改修に努められるということで、多いに評価をしておきたいと思っております。 第2は、安全で安心して暮らせるまちづくりであります。 すみません、その前に、まだありました。 ごみの減量化、再資源化で、プラスチック製品の減量化に向けた取組をされること、これは大変、環境に優しい取組であって、評価をいたしたいと思います。 防災・消防対策であります。これについては、人的な育成をしなきゃいけないと。防災士の育成はもとよりですけれども、このたび、自衛官を退職された方が危機管理監としてその対応をされるということです。持っているノウハウを、町民の生命、財産を守るために、大いに発揮していただきたいなと思っております。 災害予防対策では、所有者がのり面等の施工をする際に、のり面施工、立木の伐採などをする際に、所要の経費の一部を助成する制度が創設されました。これは大変評価をしておきたいと思います。 半原の元の出張所のところについても、道路河川の防災ステーションとして活用されるということで、いざというときに迅速な対応ができるということで評価をしておきたいと思います。 第2の点の安全・安心なまちづくりについては、交通安全対策でカーブミラーや区画線の予算措置もこのたびされたわけですけれども、カーブミラーについては、区要望に対する採択率がまだまだ十分とはとても言い難いということで、この採択率を今後とも上げていただきたいということと、あと国県道、町道も含めて、横断歩道また停止線など、非常に薄くなっているところがかなり見受けられますので、これは、町でやるべきもの、あと県に要請するものは適宜やっていただいて、交通事故につながらないような対応をしていただきたいと願っています。 第3は、健康でゆとりとふれあいのまちづくりであります。 新年度は、高齢者の保健事業と介護予防を一体とした、国保データベースを活用しての各種健康づくり事業が行われます。これについては大いに期待をしたいと思っておりますし、また、神奈川工科大学が開発した健康測定器「健幸aiちゃん」を活用しての健康の維持・増進でありますので、評価をしておきたいと思います。 また、SDGsの取組として、農福連携のモデル事業。これは、障がい者の安定した雇用、また余剰野菜の有効活用という点で、今後ともこの事業への期待と、また拡大ができるように望んでいます。 次に、高齢者福祉であります。新たに、聴力が低下した高齢者を対象とする補聴器の購入費助成が新年度から始まります。所得制限なし、医師の診断書なし、そして2万円の助成ということで、県下の中でも先進的な取組がスタートするという点で大いに評価をしておきたいと思います。 あと、独り暮らし登録高齢者を対象とした買い物支援事業についても、町内の介護事業所等の協力を得て買物支援活動を行うということで、この点も、社会貢献活動をしていただく介護事業所等については、大いにPRをしていただいて、今後ともこういう事業展開の拡大がされるように望んでおきたいと思います。 また、春日台地内に認知症高齢者グループ、小規模多機能など、障がい者の就労支援の機能を持った施設ができました。有効にこうした施設が機能し、また町が支援を今後ともしていけるように望んでおきたいと思います。 子育ての支援対策についてでありますけれども、新たに子ども家庭総合支援拠点を整備されるということで、これは私ども予算要望の中でも、この子ども家庭総合支援拠点の設置を要請してきたところであります。大変、この点については評価をしておきたいと思います。 また、新年度から三歳髪置き祝金3万円が支給されるという点も、子育てのお母さんを支援する事業であります。評価をしてと思います。 また、中津保育園の幼保連携型認定保育園が移行して、保育の受皿になったわけであります。今後とも官民連携で、子育て支援、待機児童の解消に努めていただきたいと思います。 第4は、豊かな人間性を育む文化のまちづくりであります。 小学校の給食費が4月から400円値上げということのようでしたけれども、昨今のコロナ禍を配慮して、令和4年度は値上げ分を全額、公費負担ということで、保護者の経済的な負担を軽減するという点でありますので、評価をしておきたいとともに、今後とも、全国的には給食費の無償化も始められておりますので、本町にあっても、今後、検討をしていただきたいと思います。 学校施設の整備関係ですけれども、体育館のLED化、また小・中学校のトイレの洋式化であります。トイレの洋式化は一般的ですので、早く和式のトイレは解消していただきたいと思っております。 あと、高校生のバスの通学費助成は、20%から25%の拡大ということで、保護者の経済的負担を軽減するという点で大いに評価をしておきたいと思います。 社会教育でありますけれども、新たにパートナーシップ宣誓制度が導入されました。誰もが、共生社会の中で、生きづらさを感じないような制度として今後有効に運用されることを期待しています。 旧半原小学校木造校舎を使っての小学校3年生を対象とした体験教室については、大いに評価をしておきたいと思います。 5番目が、多彩な産業の活力あるまちづくり。 農業振興対策でありますけれども、畜産経営の基盤整備の強化での補助金があります。これは、中央養鶏の鶏ふんの堆肥舎の改修をすることについての助成と。鶏ふんの攪拌機導入に対しても助成をするということでありますけれども、長年、季節によっては地域の方が臭気に悩まされてきているところであります。今後、この整備と併せて、戸の開閉のたびに臭気が漏れるおそれがあるため、脱臭装置をつけることは最低限必要と考えますので、今後の対策も要請しておきたいと思います。 次に、商工業の振興であります。「コロナに負けるな!元気券」、1人3,000円の地域振興券であります。第3弾と。これはもう文字どおり、効果がある事業でありますので、大いに評価をしておきたいと思います。 観光・産業連携拠点づくり。半原水源地跡地の利活用であります。このたび、民間活力導入のための調査業務の委託をされるようであります。またあわせて、造成に関わる準備の取組をされるということであります。これについては、大きな財源を要する取組でありますので、今後とも町民への丁重な説明と理解を求め、進めていただきたいと思っております。 第6は、確かな未来を拓く協働のまちづくりであります。 住民と行政が一体となってまちをつくっていくということでありますけれども、昨今、区の加入率が愛川町全体では52%ということで、年々、加入率が減少しているという状況がありますので、この加入率の向上については、区長会とも連携して取組をしていただきたいと思います。 広報事業につきましては、ホームページ管理経費で、現在の状況をもっと斬新なものに変えていくということでバージョンアップ、LINEとの連携に係る経費が追加されておりますので、今後大いに読みやすく、情報として得たいものが見られるように努力をしていただきたいと思っております。 子供たちがコロナ禍において希望を持てるようにと未来の町を描いた「アイカワミライエ」を募集されるようであります。この募集に当たって、募集された絵柄やイラストは、審査し、また展示をされると思います。その後、タイムカプセルに収めて、そして未来の町の時期が来たら、これを開けてみて、その当時の子供たちが描いた町ができているのかというような希望の持てる町をつくれればなと思っております。 議案第18号、令和4年度愛川町国民健康保険特別会計予算であります。 令和4年度の国保財政につきましては、被保険者の減少などにより保険税の大幅な減収が見込まれる一方、過去の交付金の精算により、県への納付金が増額となるなど、大変厳しい状況でありました。保険税の見直しが避けられない状況にあったものと推察をいたします。 こうした中で小野澤町長は、感染症の影響により、日々の町民の暮らしの不安から今なお抜け出てないという点を考慮されて、町民皆さんが支え合いの精神を深めることが大事であるとして、一般会計からの法定外繰入れを増額することで保険税率の据置きをされたところでありますし、一方、こうした厳しい状況にあって新年度は、国・県補助金を最大限に活用し、加入者皆さんの負担を増やすことなく国保ヘルスアップ事業に取り組むなど、町民の皆さんがいつまでも健康で生き生きと暮らせることを願う町長の理念を支えた創造的な予算となっている点は大いに評価をしたいと思っております。 議案第20号、令和4年度愛川町介護保険特別会計予算であります。 第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の2年目を迎え、第9期の計画の策定に向け、高齢者のニーズを的確に把握するために、基礎調査やアンケート調査を実施することとなっております。第9期は、団塊の世代が75歳を迎える2025年が到来する中で、高齢化の進行や要介護認定率の上昇などが懸念されるところでありますが、高齢者の日常生活の状況や心身の状況、介護の予防に対する意識のほか、在宅介護の状況などを的確に調査・分析しながら、高齢者のニーズ把握に努めていただきたいと思います。 また、介護予防による自立支援、重度化防止に資する取組については、町内の社会福祉法人と連携した高齢者買い物送迎サービスや高齢者の日常生活の困り事に対応する支援活動を実施するボランティア団体、あいちゃんサービスセンターへの新たな運営費を助成するなど、地域包括ケアシステムに欠くことのできない、こうした様々な高齢者の生活課題を互助、共助、公助の精神によって事業者、住民と連携して取り組んでいく姿勢に対しては評価をするものであります。引き続き、ケアシステムの進化、推進に期待をいたします。 議案第21号、令和4年度愛川町公共下水道事業会計予算であります。 近年の集中豪雨により、市街化区域における冠水箇所の解消を図るため、公共汚水ます設置や面整備など、汚水整備事業の実施や桜台排水区雨水排水管設置工事を手がけるとともに、管路改良については、汚水、雨水の整備を行う事業に取り組み、評価をいたします。また、下水道事業は長期にわたり維持補修をしていくものであり、30年という長期償還を多数含んだ企業債の借入れをしながら償還していますが、ちょうど30年前あたりが借入れ額のピークで、償還が終わりに近づいている状況とはいえ、まだ企業債の残金が多く残っているため、今後とも収支のバランスを保ちながら、計画的な事業運営をしていただきたいと思っております。 議案第22号、令和4年度愛川町水道事業会計予算であります。 良質な水の安定供給を図るために、防災対策として、戸倉浄水場の浸水対策工事、塩川添水源池取水流量の量水器の工事など、原水・浄水・配水施設の整備工事、配水管整備改良工事では、中津地区3か所の40年を経過した導水管の改修などを進めているわけでありまして、評価をしておきたいと。 今後とも、管路の耐用年数が迫ってきている管も多く見受けられますので、計画的な取組を要請しておきたいと思います。 以上でありますが、最後に、本予算の策定に当たってご苦労なさった小野澤町長はじめ関係職員のご労苦を多として、賛成討論といたします。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 10分間休憩します。     午前10時18分 休憩-----------------------------------     午前10時38分 再開 ○議長(渡辺基君) 再開します。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 休憩前に引き続き会議を行います。 次に、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。 3番玉利議員。 ◆3番(玉利優君) おはようございます。 私は、本定例会に提案されました令和4年度一般会計予算を中心に、あいかわの聲を代表して賛成の立場から、意見、要望を交えて討論を行います。 現在、新型コロナウイルスの感染の拡大が3年目となり、いつ収束するのか分からない状況となっています。そのような中、本町におきましては、3回目のワクチン接種に積極的に取り組み、景気盛り上げ券の配付や、防災行政無線により感染症防止に関する周知・啓発に取り組むなど、適切な対応をしています。評価します。 本町においても、国や県などの関係機関との密な連絡を図り、可能な施策は緊急で実施し、一刻も早い収束と景気の減速を食い止めるための方策に全力で取り組んでいただきますよう要請します。 また、ロシア、ウクライナの紛争についてですが、我が国にも甚大な影響が出ています。身近なところでは、食品などの値上げが相次いでおり、今後の動向が危惧されるところであります。 本町においても、町民の生活を守るため、あらゆる情報を収集し、対応することを願います。 私たちの会派、あいかわの聲では、今年度、町民の方々の声を聞くため、議会開催月以外の月で、よろず相談会を開催しました。その声は、会派による次年度予算要望にも反映され、また一般質問でも取り上げました。その結果か、次年度予算に数多く反映していただいたことをまずもって感謝申し上げます。 さて、それでは次に、総合計画の6本の柱に沿って討論いたします。 第1は、自然と調和した快適なまちづくりであります。 初めに、公園・緑地帯事業です。 八菅山いこいの森のアスレチック遊具のリフレッシュ改善工事やツリークライミング普及事業は、町民の憩いの場として、環境づくりに適しています。八菅山を町の輝く場所となるよう、ご努力お願いします。 次に、空き家対策です。 本町は、バンク登録された物件の数多くが成約に結びつき、空き家の解消につながっています。さらに、新年度から、空き家の取得費補助金に新たな新婚加算を加えるほか、空き家の所有者に対しても解体費用の助成をするなど、空き家対策の充実が図られています。 今後、特定空き家となる事案を増加させないよう、引き続き、特定空き家の未然防止に向けた積極的な取組をお願いします。 第2は、安全で安心して暮らせるまちづくりであります。 初めに、防災対策です。 防災、危機管理に関して高度な知識、経験を持った自衛官を町職員として採用するとのこと、高く評価します。我が会派は、危機管理室を発足してから、危機管理監の設置を長く要望してきました。短期間で部署の異動のある町職員が管理を担っていくには無理があります。近年の激甚化する自然災害に、高度な知識と経験を持つ職員を採用するのは、本町の防災・減災対策をさらに前進させることにつながります。採用後の活用方よろしくお願い申し上げます。 次に、防災士についてです。 新年度の事業として、資格取得助成の継続と、防災士スキルアップ研修会が予定されております。町民の防災に対する意識啓発にはつながっておりますが、税金を導入して資格を取得したにもかかわらず、町に貢献している状況とは言えません。早急に防災士の活用をお願いします。 第3は、健康でゆとりとふれあいのまちづくりであります。 初めに、春日台センターに去る3月1日にオープンした春日台センターセンターについてであります。 当施設は、高齢者グループホーム、小規模多機能型居宅介護、放課後等デイサービス、寺子屋、コロッケスタンド、さらにコインランドリーによる複合型の福祉コミュニティ拠点です。誰もが気軽に立ち寄れるコミュニティーの中心、センターにするという思いから、春日台センターセンターと名づけたそうです。 町としても、春日台だけではなく、町全体の中核的拠点として位置づけ、連携を図っていかれることを要望いたします。 次に、保育園の待機児童対策です。 新年度から、中津幼稚園が幼保連携型認定こども園へ移行し、保育定員の拡大が図られ、待機児童の解消につながることは評価します。今後とも、子育て世代への支援、よろしくお願いします。 第4は、豊かな人間性を育む文化のまちづくりであります。 初めに、町のWi-Fi環境についてであります。 学校運営のさらなるICT化を進めるために、Wi-Fiのアクセスポイントを職員室にも拡大することは評価しますが、避難所となる学校体育館にも拡大、お願いします。 また、生涯学習の拠点となっている文化会館や半原・中津公民館にWi-Fiのアクセスポイントを増設することは評価いたしますが、ストレスのない通信環境になるよう、お願いします。 次に、昨年提出した、教育委員会に対しての会派予算要望についてです。 1つ目、人口流出のきっかけとならないためにも、高等学校通学助成のさらなる充実を図ること。2つ目、町一周駅伝大会の計測タイムの効率化を図ること。3つ目、図書館に電子書籍導入の検討をすること。いずれも新年度予算案に入れていただきましたこと、大いに感謝するところでございます。今後は、適切な執行をお願いします。 第5は、多彩な産業の活力あるまちづくりであります。 初めに、遊休荒廃農地対策です。 あいかわ準農家制度の立ち上げ、農地利用の集積や耕作放棄地の解消を図る施策は評価します。引き続き、制度の注視をお願いいたします。 さらに、観光・産業連携拠点づくり推進事業であります。 新年度は、基本計画に基づく利活用を進める中、埋め戻し造成に必要な工作物の撤去など、準備工事に着手していくほか、詳細なマーケットサウンディングを行い、市場の動向や民間企業の動向の把握に努めるとしています。つまり、この基本計画はコロナ禍以前の計画のため、現在に合った計画となるよう、もう一度調査すると理解しています。今後は、引き続き慎重に協議を重ねていただき、町全体に波及する観光・産業連携拠点事業となるよう取り組んでください。 第6は、確かな未来を拓く協働のまちづくりであります。 初めに、第6次愛川町総合計画策定事業であります。 現総合計画の計画期間が令和4年度をもって満了することから、新年度はまとめの年度となります。町の最上位の計画であることから、十分な議論をお願い申し上げます。 次に、情報化の推進です。 厚木愛甲で実施している住民票の広域交付事業については、デジタル化が進展し、初期の目的を達成したことから、本年12月末には廃止予定となり、10月からは、マイナンバーカードを利用するコンビニ交付が導入される予定です。しかし、マイナンバーカードは、ご存じのとおり、普及率が依然低い中での切替えとなりますことから、普及率を上げるための現場での工夫が必要となってきます。普及率の低い要因を排除して対策をしてください。 以上、若干の所感を交えて討論いたしましたが、今年は町長2期目の最後の予算編成であり、これまでの様々な取組の集大成であったと思われます。令和4年度予算が大きな成果を上げることができるよう、町議会理事者の皆さんの努力を期待するとともに、議会側といたしましても、チェック機能のみならず、是々非々の中で共に町民福祉に貢献できるよう、努力を傾注してまいりたいと考えております。 終わりになります。令和4年度予算編成に尽力された小野澤町長をはじめ関係職員皆様のご努力に敬意を表し、賛成討論を終わります。 ○議長(渡辺基君) 次に、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。 2番茅議員。 ◆2番(茅孝之君) 会派、令和あいかわを代表して、本定例会に提出された議案第17号「令和4年度愛川町一般会計予算」から議案第22号「令和4年度愛川町水道事業会計予算」までを賛成の立場から、そして未来への期待と意見、要望を踏まえ、討論いたします。 新型コロナウイルス感染症が拡大し始めて、約2年が経過をしました。今までは当たり前ではない世界が当たり前となり、これからは、第6波を抜け出し、感染症対策と経済との両輪を回していくニューノーマルな世界に突入します。 そんな中、隣国であるロシアとウクライナとの戦争状態による影響も、日本に押し寄せてきています。賃金が上がらずに物価だけが上昇するという経済的負担なども、町民の暮らしにとって大変なことになると予想されます。 そんな困難な中でも、私たちは、町民の暮らしを守る責任と使命があります。小野澤町長をはじめとする町職員の皆様と私たちの仕事は、町民の皆様から預かった税金に知恵を絞り、汗をかき、幸せというエッセンスを付け加えてお返しをすることです。予算の編成は、事業計画と同じものです。このような事業で町民の皆様のために使うから、そのためにこれだけのお金が必要ですというものです。こんな大変な時代だからこそ、困難を乗り切るために、きちんとした計画が必要です。 そこで、事業計画の柱である、小野澤町長が掲げた施政方針の6つの柱に沿って、意見と要望を踏まえ、賛成の立場で討論をさせていただきます。 まず、一番初めの柱である、自然と調和した快適なまちづくりです。ここでは、道路計画や都市計画、空き家対策や交通アクセスなどの自然と共存し、暮らしやすさを考える柱です。 その中の主な事業として、平山下平線の第1工区の整備事業に着手することをはじめ、第2公園に隣接する水道みちの緑化事業としてのフラワーロードの環境美化など、町民のための快適さのために行動に移されていることを感じられ、評価をします。 移住・定住に関して3世代同居安定支援事業では、今まで以上のメディア露出をされること。生活交通対策では、愛川バスセンターから海老名駅までの新路線の本格的運用に向けた協議と、町民の交通アクセスの利便性を上げる取組を行っていくことを評価します。 そして、この柱の中で特に感じたことは空き家対策です。令和4年度からは、空き家対策のために、空き家の取得費補助金に新たに新婚加算を加えるほか、解体費用の助成、総合相談窓口の設置、セミナーの開催、特定空き家の認定作業と、幅広く、様々な角度から空き家対策に取り組んでいくことを高く評価します。そして、今後は、町外の方が愛川町の空き家を使って商売を始めやすい環境をつくることが生産年齢人口の増加につながるので、事業を拡大することを要望いたします。 続いて、2つ目の柱、安全で安心して暮らせるまちづくりです。ここでは、環境美化対策や防災・防犯・消防対策という生活を守る柱です。 この中では、環境美化対策でのスマートエネルギー設備の導入費補助金制度の推進やごみの減量化に向けた取組としてのプラスチック製品の資源化の取組と、未来を見据えた事業となっています。 小学校周辺通学路カラー舗装工事では、昨年6月に千葉県で発生した、小学生5名が死傷した痛ましい事故もあり、この事業を行うことで、子供たちの安全、保護者の安心できる事業となり、評価をします。そして、工事に関しては、周辺住民への周知徹底をお願いしたいと思います。 そして、愛川町では、急傾斜地が多く、その対策としての助成制度を新たに設けたり、道路河川防災ステーションの設置と、幅広く町民の安心・安全のために考えられた事業となっていて、これを評価します。その中でも防災・消防・救急対策では、高度な知識と経験を持った自衛官の採用や、自主防災組織のリーダーとなる防災士のスキルアップ、救命士の養成と、個々のレベルアップを行うことで全てのボトムアップが図れることを評価します。 このようなソフト面と併せて、高規格救急車の配備による3台体制というハード面もバランスよくできています。 今後においては、愛川町の未来を見据えた町民の生命と財産と安心を守るために、神奈川工科大学との包括連携協定により、効果的な救急需要などの研究を共に進め、町の安心・安全のために努力をしていただくことを強く要望します。 続いて、3つ目の柱の健康でゆとりとふれあいのあるまちづくりです。ここでは、町民の健康や子育て支援、障害者福祉、高齢者福祉という人の暮らしに対する柱です。 施政方針では、病気にならず、健康寿命が延び、自分は健康であるということが幸せを実感できる最も重要な指標と言っています。幸せのエッセンスを加えるためには、この柱はとても重要に感じます。 母子保健では、多児を妊娠した方への健診費用の助成拡大など、妊娠したときから手厚く考えられている事業で、これを評価します。 そして、障害者福祉では、相談支援事業の推進と、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる共生社会への実現へも取り組んでいます。在宅高齢者の支援として、新設された高齢者買い物支援事業に関しては、福祉車両の空き時間を利用し、老人福祉の向上に努めることを評価します。令和4年度には試行的に、独り暮らしの高齢者等が対象のようですが、行政区によっては、小売店がない場合があります。今後、免許の自主返納年齢も考え、対象者の拡大を検討していただければと思います。 この柱の中で特に感じたところは、ベビーシッターを利用した場合の費用の助成についてです。コロナ禍で、女性の新しい働き方に注目したすばらしい事業で、とても評価します。その子供たちがずっと愛川町に住み続けたいというふるさとをつくることになりますので、今後、この事業の広報の充実、そして事業の拡大を強く要望いたします。 そして、4つ目の柱は、豊かな人間性を育む文化のまちづくりです。ここでは、未来の宝物である子供たちの学校教育や社会教育、スポーツ振興です。この中では、生涯学習の拠点となる文化会館や半原・中津公民館へのWi-Fiアクセスポイントの増設で、公民館が若い世代が交流できたり、勉強できたりできる場所となることを期待します。メールやSNSを含めた広報とともに、集まることのできる場所づくりをお願いいたします。 親子式給食では、地場産食品の活用も進めながらも、親と子の給食会という親子での食育に取り組めることはすばらしい事業で、評価をします。しかし、給食費の値上げに関しては、保護者の方に値上がりした経緯と、公費負担や5年度からの値段など、しっかりと説明をしていっていただきたいと思います。 そして、学校教育では、旧半原小学校校舎の懐かしの学び舎の活用です。本町の歴史を知ることはもちろん、昔の暮らしを肌で感じることができる貴重な事業なので、高く評価します。古い建物ですので、地震対策など、安全策を考えた上で実施をお願いいたします。 この柱で注目すべきところは、社会教育の部分で、性的少数者等への生きづらさを解消するためのパートナーシップ宣誓制度の導入です。これは、性的マイノリティーに対して気配り、心配りができている事業として高く評価します。そして、この事業は、制度をつくっただけでは、根本的な問題は解決しません。町全体で性的マイノリティーに対して理解してあげる環境づくりが非常に大切ですので、今後は、皆が暮らしやすい社会の実現のために、さらなる推進を求めます。 続いて、5つ目の柱は、多彩な産業の活力あるまちづくりです。ここは、農業振興、林業対策、そして商工・観光振興のまちづくりです。 農業振興対策では、6次産業化の支援と、町の活性化につながる取組としては、県との調整が大変だったとは思いますが、ここまで進んだことをとても評価します。 そして、林業対策では、森林環境譲与税を活用した林道の維持管理を行います。もちろん、林道の設備も大切ですが、今後は、木の大切さや、未来の宝物である子供たちのために、木育という観点から、赤ちゃんが小さい頃に、歯が生えてきたときに使う歯がためを、愛川町で取れた木材で作り、新生児にプレゼントするなど、町として生まれてくる赤ちゃんのことを考えていますという思いが大切だと考えます。ぜひ、来年度は研究を始め、令和5年度から進めていただけることを要望します。 そして、商工業です。中小企業関係では、利子補給をはじめ、まちの活性化のために、若い人が起業しやすい環境づくりを行っており、評価をします。そして今後は、社会的問題である後継者問題なども町として取り上げていただくよう要望します。 観光・産業連携拠点づくりに関しては、マーケットサウンディングを行った上で、早い段階で完成スケジュールを計画し、町民に説明することによって、町民や地域住民のこの事業に対しての温度が上がってくると思いますので、コロナ禍で難しいタイミングだと思いますが、慎重となりますが、覚悟を決めて前進させることを期待と思いを込めて要望いたします。 最後の6つ目の柱は、確かな未来を拓く協働のまちづくりです。ここでは、町総合計画をはじめ広報広聴、シティーセールス、ふるさと納税や情報化についてです。自分の町を思う人を増やすことがすばらしい町をつくり上げる条件だと私は考えます。そのためにも、町民活動応援事業の活用で、協働のまちづくりのさらなる活用はとても重要なことだと考え、評価します。そしてこれからは、町民の皆様にもっと興味を持ってもらえるよう、さらなる推進を要望します。 そして、広報、シティーセールスでは、様々な角度から情報発信を行っていて、コンクールなどで表彰されるなど、大いに評価をします。今後も力を入れて移住者を呼び込んだりと、生産年齢人口の増加などに取り組んでいただく事業の展開を要望します。 デジタルに合わせて、アナログの部分ですが、お茶の間通信と広報あいかわの統合に関しては、経費の効率化と紙面の充実となり、評価しますが、デジタルとアナログをしっかりと融合させて、お互いの相乗効果が表れるようになることを要望いたします。 そして、6つの柱以外にも、国民健康保険特別会計では、町民の皆様の負担軽減のために、一般会計からの繰入れによる保険税の税率の据置き、後期高齢者医療特別会計では、市町村事務である保険料の徴収等の窓口業務などについて、分かりやすい制度の周知や円滑な運営、介護保険特別会計では、高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の第9期計画の策定に向け、ニーズを的確に把握するとともに、行政提案型協働事業の認知症予防カフェ事業への支援を引き続き手厚く行い、地域共生社会の実現のために努めていただきたいと思います。 公共下水道事業においては、引き続き、桜台排水区の雨水対策工事をはじめ、小沢排水区にも着手するなどの計画性を持った事業など、一般会計から4億1,100万円余りを繰り入れて、健全な下水道経営に努めることを評価いたします。 水道事業では、防災対策事業として、各ポンプ場の計画性を持った維持管理、耐水性の強い配水管への推進など、これからも引き続き、町民においしい水を届けることを期待し、評価をします。 令和4年度は、全会計251億5,876万8,000円と、前年度に比べ1.7%増の過去最高の予算規模になっています。冒頭に述べた危機的な状態だからこそ、予算を絞るのではなく、逆に予算を増やすことで、未来を見据えて町民を守っていくという姿勢がうかがえて大変評価をします。 結びとなりますが、町長が掲げられた令和4年度に対する予算編成や事業においては、町民目線であり、町民のことを一番に考えられた、幸せというエッセンスが加えられた予算編成になったことを確信し、確実に実行していただくことを期待します。そして、予算編成において、小野澤町長をはじめ頑張られた職員、それを支えた愛川町役場の全ての職員に感謝を申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(渡辺基君) 次に、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。 13番山中議員。 ◆13番(山中正樹君) 令和4年第1回定例会に提出されました、町長提出議案第3号から第9号、第17号から22号に対し、会派あすかみらいを代表し、賛成の立場から討論をいたします。 まずは、議案第3号、愛川町自治基本条例の一部を改正する条例の制定についてです。これは、民法の一部改正により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることに伴い、地方自治体の条例において所要の改正を行うものです。 明治時代から今日まで約140年間、我が国の成年年齢は20歳と民法で定められていましたから、この改正は常識を変えるとも言える大改正であります。近年、公職選挙法の選挙権年齢を18歳とするなど、若年層に社会参加をしてもらう政策が進められてきましたが、市民生活に直結する民法でも、18歳以上を大人として扱うのが適当ではないかと議論され、引き下げられました。この4月1日から、現在18歳、19歳の方は新成人となります。 例えば、携帯電話を契約する、高額な商品の購入の際にローンを組むといったとき、未成年の場合は親の同意が必要ですが、成人になると、こうした契約も自分1人でできるようになります。また、進学や就職などの進路も自分の意思でできるようになります。さらに、公認会計士や司法書士などの資格の取得もできるようになります。 しかし、注意が必要なのは、飲酒や喫煙、競馬など公営競技に関する年齢制限は現状維持となっています。 こうした中、自治基本条例においては、まちづくり推進団体の登録の際に同意が必要となる町民の下限年齢を、民法の成年年齢に準じ、満18歳以上と改正するものであり、妥当であると言えます。 次に、議案第4号、愛川町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。これは、人事院による公務員人事管理に関する報告を踏まえ、非常勤職員の育児休業の取得要件を緩和するなどの改正を行うものです。 まず、妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のため、これまで非常勤職員については、引き続き在職した期間が1年以上としていた要件を削除し、採用当初から育児休業等が取得できるようにするものです。また、妊娠、出産等についての申出があった場合に、育児休業に関する制度を知らせるとともに、意向確認の面談等を行う措置を定め、申出によってその職員が不利益な扱いを受けないようにするもので、男女の機会均等の面でも、働き方改革の面でも重要なことであり、若手職員が次々に退職している町役場の現状をどれだけ変えていけるか、期待をするところであります。 続いて、議案第5号、愛川町非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。これは、平成29年に改正された地方教育行政の組織及び運営に関する法律に規定された努力義務に基づき、学校ごとに運営やその支援について協議する学校運営協議会を設置することに伴って、新しく非常勤職員の職を設けるものです。 平成27年12月の中央教育審議会答申で、地域とともにある学校づくりが目指すべきものとなり、愛川町でも、東中学校区の小中3校でモデル的に研究を進め、令和2年においては、愛川版学校運営協議会として小中全9校で学校が協議会委員を委嘱する形で実施してきています。その成果を基に、より明確な位置づけをするものであり、慎重に手順を踏んだ上での実施と言え、適切と言えます。 次に、議案第7号、愛川町土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。これは、災害防止及び生活環境の保全を図るため、土砂による埋立て、盛土等に対する規制対象を拡大するもので、土砂量に係る規制を追加し、また農地法に定める区域について、範囲の拡大を図るものです。 町としての1つの取組としては評価をいたします。ただし、熱海市での土砂災害は記憶に新しく、町民、県民に限らず、誰もが震撼したところです。将来的には、違法な埋立てを根本的に防止できるよう、きちんとした法整備が図られるように、国、県に働きかけることを望みます。 議案第8号、愛川町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。これは、消防団員の処遇改善を講じるものです。 団員の成り手がなかなか見つからなくなってきている現状において、職務環境を向上させる手だてであり、一定の評価をいたします。しかし、これについても、本来は国や県のより一層の財政負担を求めるべき性質のものであり、働きかけをしていくよう求めます。 続いて、議案第17号から22号、予算案についてであります。 施政方針によりますと、町は自ら作成された新年度予算案を、新型コロナウイルス感染症対策を第一に、子育て・教育に配慮した未来投資型予算と述べられております。コロナウイルス感染症の蔓延とその対策に奔走する世界的な状況は、既に足かけ3年の長期間に入っています。 本町においても、昨年度は補正予算によって、本年度は当初予算から、コロナ対策費を織り込んだものとなっており、新年度予算案は、これらに続く緊急事態の中の予算となったものであり、これは誰もが納得する考え方でしょう。また、コロナ蔓延以前から、消費税の増税などにより、家計は徐々に苦しくなってきたところに追い打ちをかける結果になっており、特に若年層は、結婚して家庭を持つことすらままならない状況に陥っています。 厚生労働省の発表によれば、日本全体の出生数は、平成30年が91万8,000人余り、令和元年が86万5,000人余り、令和2年が84万人余りと、恐ろしいばかりの急減を示し、愛川町においても、平成30年は211人、令和元年は117人、令和2年は179人と、2年間で15%の急減をしています。しかも、10年前との比較で言えば、平成22年の出生数は302人でしたから、40%という驚くほどの急激な減少をしています。 少子化問題は人口問題とも絡み、子育て環境の整備が急務であります。さらに、教育は未来の社会をつくる根幹ですから、重要なことと言えます。 議案第17号、令和4年度愛川町一般会計予算について具体的に触れていきます。 まずは予算規模ですが、過去最高額だった本年度比で3億1,700万円余りの増となりました。コロナ対策関連では約4,000万円の増、一方で、臨時的な経費としては、消防システム維持費、高規格救急車両購入費は合わせて8,000万円足らずの皆増、経常経費としての民生費が2億円余りの増、3特別会計への繰出金が6,000万円余りの増と、コロナ対策以外の要因が大きくなりました。 歳入についてですが、自主財源比率は63.7と、過去の水準と比較すると随分目減りはしましたが、それよりも、自主財源にこだわることなく、国県の補助金などの依存財源を含むあらゆる財源の確保を目指すという執行部の姿勢は、危機的な社会・経済情勢の中、支持できる考え方だと思います。 都市計画税の現年課税分と滞納繰越分を合わせた予算額4億4,100万円余りのうち、公共下水道事業会計負担金・補助金・出資金への充当額との差額3,000万円足らずについて、財政調整基金への積立てに回したとのことでした。しかしながら、財調はその使途について自由度が高く、必ずしも将来の都市計画事業に充てるものとは限りません。一方、道路整備など、都市計画事業には、下水道以外にも重要なものがあります。都市計画税の趣旨に照らして、納税者に納得のいく使途に充当していくべきものと考えます。 次に歳出ですが、今回の予算案は、これまでにも増して新規需要が多いと感じました。そこで、新規事業を中心に全体を概観していきます。 まず、新型コロナウイルス感染症対策事業としては、自宅療養やワクチン接種に関する相談を受け付けるサポート窓口を開設します。また、「コロナに負けるな!元気券」という名称で、新年度も3,000円の商品券を全町民への配付を予定するようです。「アイカワミライエ」は、子供たちがコロナ禍にも夢と希望を持てるよう、想像する絵を募集するコンテストであり、これが将来にカプセルで伝わっていくと、そういう内容だそうです。 児童福祉に関しては、子育て支援センターに子ども家庭総合支援拠点を設置し、三歳髪置き祝金の支給や子育て応援リフレッシュ事業、保育士等処遇改善臨時特例費の補助、私立幼稚園のICTシステム導入への補助、中津幼稚園に対する未就学児の一時預かり補助など、新時代のニーズに即した展開が見られます。 障害福祉においては、町営の就労継続支援B型事業所における農福連携を推進し、また、民間の障害者グループホームの設置者に対する補助を行う内容であります。 高齢福祉では、ねんりんピックかながわの将棋交流大会を町内で開催していくということでありますが、9割を超える県民の方々がこの存在を知らないという報道も出ている中で、周知に徹底をしていっていただきたい。そう考えております。 認知症高齢者グループホームの支援、高齢者と児童との触れ合いの場としての「孫心ふれあい事業」やひとり暮らし高齢者見守り激励、補聴器の購入補助等々、きめの細かい行政サービスを考えていることがよく分かります。 地域福祉においては、権利擁護支援センターの設置や、LGBTQに配慮した同性カップルの公認制度に道を開くパートナーシップ宣誓制度の新設など、深く重い制度に踏み込んでいます。 健康対策としては、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施を事業として明確化し、また大学との連携の下、40歳以上の人の生活習慣病予防教室、多言語通訳に関しては新たな映像つきのものを導入するなど、工夫が見られます。 学校教育に関しては、GIGAスクールの一環としての自宅学習用モバイルWi-Fiルーターの貸出しや、歴史的文化財としての価値も高い旧木造校舎を活用した、半原小を除く全5小学生を対象とした懐かしの学び舎体験学習の実施など、身近な問題を取り上げるとともに、第3次生涯学習推進プランの策定など、長期的視野に立った計画にも取り組んでいます。懐かしの学び舎体験学習に関連して、旧半原小学校木造校舎の雨漏り対策などの改修工事も、予算の許す範囲でということでありますが、実施されるようであります。 小学校給食費に関しては、値上げをしつつ、その分を今年度は公費で負担するとのことです。激変緩和措置として一定の理解はできますが、値上げについて、一般保護者の理解はしっかり得ているのか、公費の使い道としてほかの使途はなかったのか、よく精査をしながら進めてほしいところであります。また今後は、給食費の透明化のためにも、教職員の学業及び教育業への専念のためにも、公会計化の検討にも積極的に取り組むべきです。 スポーツ振興については、町一周駅伝競走大会に関して、これまで遅れやミスで混乱を来すなど課題となっていた記録計測について、たすきにICチップを導入して、これを改善することとし、また、田代運動公園の売店導入の検討のために、民間のキッチンカーの誘致をし利用者ニーズの調査をするようであります。 文化振興としては、古民家山十邸の傷んだ部分の修繕工事と、さきに触れた歴史的文化財、旧半原小学校木造校舎の改修を行う内容です。今後は、指定文化財への指定に向けても取組を要請します。 農林水産業では、農業経営収入保険加入促進補助金を新設し、町内農業者の生活安定を図ります。また、町内業者の6次産業化への取組に関して、設備投資への補助を行い、これを促進する予定であります。さらには、畜産経営に関する施設整備事業費の一部補助を実施し、堆肥の品質を上げていく取組をさせていく内容となっております。 交通安全対策では、高齢者の自動車運転を考える講習会の開催が挙げられています。加齢に伴う認知機能の低下と運転との関係性を認識してもらい、運転免許証返納の促進を狙ったものであります。高齢者の運転による事故は年々増加し、社会問題化しています。人身事故は、被害者のみならず、加害者や周りの人々の未来を暗転させる悲惨な結果をもたらします。ぜひ、高齢者の自動車運転からの卒業につながるような事業効果を期待いたします。 防災対策で特筆されるのは、防災監の配置です。元自衛官の主幹級としての採用を考えているようですので、その効果に期待をします。 旧半原出張所の跡地に道路河川防災ステーションを整備建物については、これまでの耐震診断や工事費だけでなく、設計管理についても補助をすることとなり、切れ目のない体制が整備されたのかなと思っております。さらに、急傾斜地の安全対策工事に対する補助金の創設が予算化されました。これらは、町民はもとより、議会としても強い意思を示した経緯もあることであり、それが反映されたものとして評価をいたします。 環境対策としては、空き家に関する新規事業が多く見られます。まず、危険空き家解体費用補助金です。老朽化した危険空き家は、周辺環境への影響が大きく、これを解体・除去することで環境保全を図るものです。また、セミナーの開催などで、空き家にしないための町民意識の醸成を図る事業や、相続や処分などの困り事相談窓口を設置するなど、予防についての対策が充実していきます。 リサイクルに関しては、使用済みプラスチック製品の資源化に着手します。 また、老朽化に伴い用途廃止する町営諏訪住宅の棟を解体する計画ですが、これは公共施設個別施設計画に基づくものであり、妥当です。 道路網の整備については、道路空間創出事業が挙げられます。馬渡橋右岸の空き地を活用した休憩施設の整備であり、日よけやベンチの設置を計画しているものです。よい計画ではありますが、利用促進のためには駐車場の整備が必要ではないかと考えます。 行財政の効率化としては、これまで各部署で管理していた車両を一部共用一元化を図り、車両7台を削減し、コストと環境負荷の軽減を図ります。 また、公共施設の空調、照明を省エネ化するためのアスベスト含有建材の調査を行い、今後、ESCO事業の導入に備えます。 広報広聴に関しては、まず、行政広報紙の統合や、ホームページのリニューアルなどが挙がっています。そのほか、議会から要望した、オンラインでの意見交換会を行うことを目的としたウェブ会議機器の導入が予算化されました。 コロナウイルス感染対策として、外出自粛が求められることが長期間にわたっています。住民の皆様と行政・議会の間も距離感が広がっており、情報提供や住民参加にも工夫が必要となっている中、議会の意見を取り入れてくれたことを評価いたします。 議案第18号、令和4年度愛川町国民健康保険特別会計予算についてであります。 事業費納付金が増加し、保険税の引上げが避けられない状況だが、一般会計からの繰入金を増額し、保険税を据え置くことにしたとのことでありました。現状としては、加入者が減少し、また基金も底をつき、確かに逼迫していることが見てとれます。そうした中、国民健康保険加入者は、家計的には苦しい世帯が多いので、据置きは適切な措置だと思います。しかしながら、一般会計における繰出金が膨れ上がっていることも鑑みて、バランスを取ることも考慮していかなければなりません。 議案第20号、令和4年度愛川町介護保険特別会計予算です。団塊の世代が75歳以上に差しかかっており、歳出が増大する懸念が以前より叫ばれていました。いよいよ新年度から正念場を迎えることになりますが、基金の積立ても順調で、第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画も大過なく遂行できているようで、安心をしています。第9期計画の基礎調査も破綻なく進むことを願っています。 地域包括ケアシステムの推進は、地域住民の理解と支え合いが不可欠です。一方で、地域自身の高齢化も深刻な段階に入ってきています。地域コミュニティが維持できるのか、よく地域住民と話合いをしながら、無理のないシステムの構築が図られるよう、住民参加を進めていくよう希望いたします。 議案第21号、公共下水道事業会計です。公営企業会計に移行して間もない下水道会計ですが、事業収益と事業費用の関係においては、収益が費用を上回っており、健全と言えます。一方、資本的収入額は資本的支出額に対して3億円以上不足しているとのことでした。このうち大部分を補填している財源として、当年度分の損益勘定留保資金を充てているとのことで、代表質問で議論をさせていただきました。事業を遂行するための保有資本からの財務上の補填であり、国が策定する地方公営企業法の適用に関するマニュアルに沿っての会計処理であり、適切と言えます。ただし、下水道事業の将来は決して明るいものではありません。複式簿記に移行した意味をかみしめ、一層の健全性の見える化を推進してください。新年度も、多くの管路の面整備が予定されており、安全かつ効率的に事業を進めていただきたいと思います。 議案第22号、水道事業会計に関しては、戸倉浄水場の推進対策、塩川添水源地取水流量変換器更新工事等、妥当な計画であると認めます。 最後に、町長、特別職及び職員の皆様に宛てて一言申し上げます。 想定以上に職員が退職し、人員が少ない中で、各部局の、あるいは各課のご労苦は大変なものであったろうと推察をいたします。こうして新年度に向けた予算編成をまとめ上げられたことに対し、改めて感謝を申し上げます。 以上をもって討論とさせていただきます。議員諸公のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(渡辺基君) 次に、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 他に討論がありませんので、討論を終結します。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより表決に入ります。 議案第3号「愛川町自治基本条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第3号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第4号「愛川町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第4号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第5号「愛川町非常勤職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第5号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第6号「愛川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第6号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第7号「愛川町土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第7号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第8号「愛川町消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第8号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第9号「愛川町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第9号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第17号「令和4年度愛川町一般会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第17号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第18号「令和4年度愛川町国民健康保険特別会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第18号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第19号「令和4年度愛川町後期高齢者医療特別会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立多数) ○議長(渡辺基君) 起立多数です。よって、町長提出議案第19号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第20号「令和4年度愛川町介護保険特別会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第20号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第21号「令和4年度愛川町公共下水道事業会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第21号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、議案第22号「令和4年度愛川町水道事業会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第22号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、日程第15、町長提出議案第28号「令和3年度愛川町一般会計補正予算(第12号)」を議題とします。 直ちに提案者の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(澤村建治君) 議案第28号「令和3年度愛川町一般会計補正予算(第12号)」の提案説明を申し上げます。 一般会計補正予算書1ページをご覧いただきたいと存じます。 今回の補正につきましては、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ982万3,000円を追加し、一般会計の総額を153億5,766万9,000円といたしたいものでございます。 2ページ、3ページをお開きください。 第1表、歳入歳出予算補正はご覧のとおりでございます。細部につきましては、後ほど事項別明細書により説明をさせていただきます。 次に、4ページをお願いいたします。 第2表、繰越明許費でございます。款2総務費、項1総務管理費のうち、1つ目の観光・産業連携拠点整備に係る民間活力導入調査業務委託料982万3,000円でございますが、観光・産業連携拠点づくり事業基本計画に基づく整備を進めるに当たりまして、感染症の拡大によって、社会・経済情勢や住民の価値観が大きく変化をいたしましたことから、詳細なマーケットサウンディングを行いまして、市場の動向や民間企業の意向を把握するものでございます。 本事業につきましては、令和4年度の執行を予定しておりますが、今月7日付で国の民間資金等活用事業調査費補助金の交付決定を受けたところでございまして、当該補助金が国の3年度補正予算に計上されましたものでありますため、本町におきましても、3年度の歳入歳出予算として計上した上で、4年度に繰り越して執行する必要がありますことから、事業費の全額につきまして繰越明許費を設定するものでございます。 なお、本事業につきましては、4年度当初予算の歳出にも事業費を計上しておりますことから、今回の3年度予算の繰越しをお認めいただいた場合には、予算が重複するため、今後の議会におきまして、4年度予算の減額補正を行ってまいりたいものでございます。 次に、2つ目のハザードマップ作成業務委託料544万5,000円でございますけれども、神奈川県による土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンの公表に伴い、町が保有しているハザードマップを更新するものでございまして、県から区域図のデータの提供を受けて作業を行っておりますが、その確認作業に時間を要しているため、年度内に事業を完了できない見込みとなっておりますことから、事業費の全額について繰越明許費を設定するものでございます。 8ページ、9ページをお願いいたします。 歳入でございます。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、補正額982万3,000円の増額は、説明欄の民間資金等活用事業調査費補助金でございまして、繰越明許費で申し上げました民間活力導入調査業務委託料に対する補助金で、補助率は10分の10でございます。 次に、10ページ、11ページをお願いいたします。 歳出でございます。款2総務費、項1総務管理費、目8企画費、補正額982万3,000円の増額は、説明欄の観光・産業連携拠点づくり推進事業費でございまして、繰越明許費で説明をいたしました民間活力導入調査業務委託料でございます。 説明は以上でございます。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより質疑に入ります。 6番阿部議員。 ◆6番(阿部隆之君) それでは、提出されました補正予算第12号、繰越明許費についてちょっと質疑をします。 まず、観光・産業連携拠点整備に係る民間活力導入調査業務委託料です。先ほど提案説明の中で、今月7日に交付決定となったということです。国の補助金について。この補助金の詳細というか概要について、ちょっと教えてください。 ○議長(渡辺基君) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩幸君) この補助金の概要につきましては、昨年の国の補正予算で事業化されたものでございまして、自治体が行います事業に対しまして、民間活力の導入に向けた調査経費、これは上限が1,000万円でございますが、これを上限額といたしまして、原則、補助率は10分の10となっている制度でございます。そしてこのたび、令和4年度の委託業務として計上しておりました民間活力導入調査業務につきましては、本補助金を対象事業として応募したところ、先ほど提案説明で申し上げたとおり、先月の2月18日付で採択をいただき、今月の3月7日付で事業費が満額の交付決定を受けましたことから、本日上程いたしました補正予算に計上させていただいたということでございます。 以上です。 ○議長(渡辺基君) 阿部議員。 ◆6番(阿部隆之君) 昨年の国の補正予算から非常に短い間で、交付決定してから交付まで非常に短い間でかなり進んできたようなんですけれども、応募から交付に至る流れについて、どうだったのかなとすごい疑問なんですが、その点についてもちょっと教えてください。 ○議長(渡辺基君) 企画政策課長。 ◎企画政策課長(小川浩幸君) 補助金の応募から交付の流れということでよろしいでしょうか。 町ではこれまでも、各事務事業に活用が可能な財源について、情報を収集しているところでございますが、新年度予算の編成を進めていく中で、年明けにこの補助事業の情報を得まして、これを国に問い合わせたところ、新年度予算に要求している民間活力導入調査業務が補助対象となり得るということが確認できましたことから、スケジュールといたしましては、1月の中旬に応募をし、2月18日に、国から本調査業務に係る経費の満額を採択するという旨の通知を受けましたことから、2月25日に交付の申請を行いまして、先般、3月7日に交付決定をいただいたという非常にタイトなスケジュールでございました。 以上です。 ○議長(渡辺基君) 阿部議員。 ◆6番(阿部隆之君) 分かりました。満額出て、しかも短期間で交付決定したというのは、担当課の働きがあってこそなのかなと思います。先ほど可決されました一般会計、コロナ禍後の中心となる町の経済振興とすると、やはり観光・産業連携拠点づくりが中心の事業となっていくのかなという中でこの補助金を得られたというのは、税収の見込みが若干明るい兆しがある中ではあるんですけれども、やはり余裕がある財政じゃない中で、このような補助金をしっかり頂いて事業を進めるというふうなところは非常に高く評価したいと思います。マーケットサウンディング、コロナ後の世界というのは、やはり価値観が大きく変わると思いますので、国からの補助金をしっかり活用いただきながら本事業を進めていっていただければと思います。 あと、引き続き、繰越明許費のハザードマップ作成業務委託料の件について質疑します。 確認作業が結構手間取ってしまったために繰越しとなってしまったと聞いたんですけれども、県からいただいたデータをどのような確認をしていて遅くなってしまったのか。大体で結構ですので教えてください。 ○議長(渡辺基君) 危機管理室長。 ◎危機管理室長(奈良幸広君) ご質問の確認作業の時間の関係ですけれども、まずハザードマップの更新作業を行う上で、県から提供を受けたデータと町のハザードマップの原稿をまず重ねる作業が必要になります。そうした中で、この作業、2つのデータの整合を図るために、厚木土木、県のほうへ確認依頼をしているんですけれども、この確認作業には、土砂災害警戒区域と特別警戒区域の範囲を明確にハザードマップ上に表記する必要がございますので、慎重さと正確な作業が求められるところでございます。このため、県の提供を受けた土砂災害警戒区域データの変換や設定作業に関連した技術的な確認依頼、また、今回指定された土砂災害特別警戒区域のより詳細な範囲について確認する必要がございましたので、その点が時間を要してしまった一因となっております。 以上です。 ○議長(渡辺基君) 阿部議員。 ◆6番(阿部隆之君) 分かりました。より緻密な確認作業を進めているということなのかなと思います。 最後に、このハザードマップ、非常に大切なものなんですけれども、今後、どれぐらいのどういうスケジュール感で進んでいくのか。ちょっとこの点についても教えてください。 ○議長(渡辺基君) 危機管理室長。 ◎危機管理室長(奈良幸広君) 今後のスケジュールでございます。ただいまご答弁させていただいたデータの整合性の確認が、今後2か月ほどかかる見込みとなっております。データが確定した段階で、まずハザードマップの印刷原稿となるデータの作成、その後、原稿の校正、印刷作業の時間も必要となりますので、業務終了は8月を予定している状況でございますけれども、できる限り早期に完了できるように、引き続き、委託しております業者と調整していきたいと存じております。 以上です。 ○議長(渡辺基君) 阿部議員。 ◆6番(阿部隆之君) ハザードマップ、命に関わることですので、台風シーズン前にしっかりと皆さんの手元に届くようなスケジュール感を持ってやっていただければと思います。 私からの質疑は以上です。 ○議長(渡辺基君) ほかに質疑ございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 他に質疑ありませんので、質疑を終結します。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより討論に入ります。 初めに、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 他に討論がありませんので、討論を終結いたします。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより表決に入ります。 議案第28号「令和3年度愛川町一般会計補正予算(第12号)」の採決をします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、町長提出議案第28号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 次に、日程第16、議員提出議案第1号「国際社会の平和と安全及びロシア軍の即時撤退と平和的解決を求める決議」を議題とします。 直ちに提出者の説明を求めます。 11番井出議員。 ◆11番(井出一己君) それでは、議員提出議案第1号「国際社会の平和と安全及びロシア軍の即時撤退と平和的解決を求める決議」の提案説明を申し上げます。 なお、本件については、議案の朗読をもって提案説明に代えさせていただきます。 国際社会の平和と安全及びロシア軍の即時撤退と平和的解決を求める決議。 本町では、平成7年に「愛川平和の町宣言」を制定し、真の恒久平和の確立に向け、未来を担う子どもたちを主体に、戦争の悲惨さと平和の尊さを広く啓発している。また、本町に在住している多くの外国籍の方とは、日常的に国際交流活動の充実を図りながら、多文化共生の推進に努めている。 こうした中、2月24日のロシア軍によるウクライナへの侵攻は、国際社会の平和と安全を脅かすもので、このような武力による一方的な現状変更への試みは、いかなる国、地域であっても断じて許されるものではなく、平和な国際社会の実現を願う愛川町民の想いに反するものであり、決して看過することはできない。 よって、本町議会は、人々の尊い命と平和な暮らしが理不尽に奪われることのないよう、国際社会の平和と安全を心から願うとともに、ロシア軍の即時撤退と早期の平和的解決が実現されることを強く求める。 以上、決議する。 令和4年3月25日。愛川町議会。 議員諸公のご賛同をお願いし、提案説明といたします。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより質疑に入ります。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより討論に入ります。 初めに、反対意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 次に、賛成意見の発言を許します。     (「なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) 討論がありませんので、討論を終結します。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) これより表決に入ります。 議員提出議案第1号「国際社会の平和と安全及びロシア軍の即時撤退と平和的解決を求める決議」の採決をします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     (起立全員) ○議長(渡辺基君) 起立全員です。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 日程第17、議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査についてを議題とします。 議会運営委員会委員長から、会議規則第70条の規定によって、お手元に配付しました本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) ご異議ないものと認めます。よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) 日程第18、広報広聴常任委員会の閉会中の所管事務調査についてを議題とします。 広報広聴常任委員会委員長から、会議規則第70条の規定によって、お手元に配付しました議会だより等、広報広聴に関する事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) ご異議ないものと認めます。よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。----------------------------------- ○議長(渡辺基君) ここで、町長より発言の申出がありましたので、これを許可します。 小野澤町長。 ◎町長(小野澤豊君) それでは、議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶をさせていただきます。 3月1日の開会から本日まで、ご提案をいたしました新年度予算をはじめ条例関係等の諸議案につきまして、慎重なご審議を賜りまして、全議案についてお認めをいただきましたこと、心からお礼を申し上げる次第でございます。 本定例会において議員各位からいただきました様々なご意見、ご提言につきましては、検証しながら、今後の町政運営に生かしてまいりたいと、そんなふうに存じております。 ご案内のように、本町を含みます全国18都道府県に適用されておりましたまん延防止等重点措置につきましては、21日をもって解除となったわけでございますけれども、全国的には、ピーク時と比べ新規感染者数は減少しているものの、町内では、一時より減ってはきておりますけれども、まだまだ予断を許さない状況となっているところでございます。重点措置は解除されましたが、これから年度の切替え時期を迎え、人の流れ、人の動きが顕著となってまいります。町では引き続き、あらゆる広報媒体を活用しながら、基本的な感染予防の徹底をお願いしてまいりますとともに、各種の支援体制には万全を期してまいる所存でございます。 また、ワクチン接種につきましては、65歳以上の3回目の接種率につきまして、県内で最も高く、9割を超えております。現在は、64歳以下の皆さんの接種と、5歳から11歳までのお子さんについて、順次接種を行ってきておりますが、ご案内のように、ここで、国におきまして、12歳から17歳までの3回目の接種と、次の我々の4回目の接種も検討がなされておりますので、今後の国の動向をしっかりと見ながら、準備をしてまいりたいと存じております。 あと1週間ほどで新しい年度を迎えるわけでございますけれども、本定例会でお認めをいただいた新年度予算の執行に当たりましては、全職員が気持ちを新たに、スピード感を持って取り組んでまいる所存でございます。 また、第5次総合計画が仕上げの年にふさわしいものとなるよう、各種事業の進捗を図りながら、私自身も自覚と責任を持って、時代の変化を的確に捉えながら、全力で次の総合計画につなげてまいりたいと存じておりますので、引き続き、議員各位の特段のご理解を賜りますよう心からお願いを申し上げる次第でございます。 ここで、専決処分について2点ほどお願いをさせていただきます。 まず1点目でありますけれども、本年1月の臨時会におきましてお認めをいただきました、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金でありますけれども、事業費の全額が国庫補助の対象となっておりまして、令和3年度に交付決定を受けた補助金を令和4年度に繰り越す予定であったわけでございますけれども、3年度では補助金の一部が留保されましたので、その額が確定をいたしましたら、改めて新年度の補正予算として専決処分をさせていただきたいと考えております。 2点目につきましては、ここ数年、この時期にお願いをしておりますけれども、国民健康保険税の課税限度額の見直しに関わる地方税法施行例の一部改正案が現在、国において審議中でありまして、4月以降に施行される見通しでありますことから、可決成立後に、町の国民健康保険税条例の改正について専決処分をさせていただきたいと考えておりますので、この2点、よろしくご理解を賜りたいと存じております。よろしくお願いを申し上げます。 以上、閉会に当たってのお礼のご挨拶に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。 ○議長(渡辺基君) 以上で、本定例会の議事の全部を終了しましたので、本日をもって閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(渡辺基君) ご異議ないものと認めます。よって、令和4年第1回愛川町議会定例会は本日をもって閉会します。 長期間にわたり大変ご苦労さまでした。     午後0時04分 閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和4年3月25日 愛川町議会議長 渡辺 基 愛川町議会議員 鈴木信一 愛川町議会議員 佐藤りえ...